妊活って長くなればなるほど、辛いものになってきますよね。
どこまで続ければよいのか・・・終わりが見えないだけに、
続けることの意欲もなくなっていくのが普通。
でも考え方ひとつで、辛いものが、明るいものへ変わるとしたら・・・
そんな妊活マインドをお伝えしようと思います。
妊活ってなに?
妊活って、何のために行うんでしょうか?
なにいっちゃってるの?この人・・・
と軽蔑の目で見られそうですが・・・
妊活は当然、子作り、子供を作るために行いますよね。
でも、私はそれだけではないと思っています。
というより、むしろ、そうではない気がします。
なぜなら、子供が待っているんですよ。
お母さんの体がちゃんとなるのを。
妊婦の時ももちろんそうですが、産後にも関係してくる母体。
そしてその母体が一人の人間を作り出すんです。
すごくないですか。
人間を作るのって。
脳も骨も心臓も、顔も手も足も。
ちゃんと動いて考える一人の人間を作り出すんです。
ロボットじゃないですよ。
感情を持つ人間を作り出すんです。
大事なとこなので、何度も言いますが、
あなたは一人の人間を作り出そうとしているんです!
そんなすごい人間を作り出す元となる母体が、
ちゃんとしていないと人間なんてできないです。
ちゃんとするとは、人間を作り出すだけの要素があるかどうかってことです。
だから、あなたの赤ちゃんは、お母さんの体がちゃんとなるのを待っているんです。
1人の人間として生まれて、お母さんやお父さんに触ってほしい
お母さんが僕を生んだせいで倒れるなんて嫌だ
と思ってるんです。
だから待っていてくれてるんですよ。
妊活は、そんな期間だと思っています。
妊活は、自分の体を整える期間です。
だから、まずはこの妊活期間、不妊期間があることを良かったと思ってみてください。
妊活は重要
そうはいっても、良かったなんて思えない・・・
って思う人も多いです。
不妊が良かった?こんなにつらい思いしているのに
子供が今いないことを良いことだなんて思えない・・・
現に私もそうでした。
早くに産んであげたかったし、
20代ならママも若いし、
子供と一緒にも沢山遊んであげられる
でも実際、今そう思っているかと言えば、不妊歴があってよかったと思えています。
なぜなら子供を健康的に生んであげられたから。
そして私自身も子育てを楽にできたから。
多分、この知識なしに若い時に何も考えず産んでいたらと思うと、少し怖いです。
今は目先のことで、早く子供が欲しい、早く産みたい
としか思えないかもしれませんが、
妊娠はあくまでも1つの通過点であり、ゴールではありません。
そこが始まりであり、そこからが問題でもあります。
周りの友人や知り合いを見ても、
妊娠中、出産後にとても苦労している人を良く見ます。
苦労とは、自分自身の体のこと、子供の体のこと、そしてメンタル面まで
すべてひっくるめて、苦労されて見える方のことです。
妊娠、出産って、大仕事なんですよ。
そんなこと女性ならわかって見えると思いますが、
あなたが思っているより、大仕事です。
当然ですよね。
一人の人間をお腹の中で作っているわけですから。
良いもの、悪いもの含めて、栄養をごそっっとすべて持っていかれますので、
もう出産後なんて、言ってみれば、母体はすっからかんです。
だから、よく出産後に産後うつなどメンタル的にひどくなっていく方、いらっしゃいませんか。
それだけで済めばよいですが、そもそも母体自身が子供に栄養を回せる状態じゃなかったら・・・
考えるだけで怖いです。
特に、若い時は若さでカバーできることも多少あるかもしれませんが、
最近では私のように、高齢で出産される方も多いです。
そうだとしたら、なおさらです。
人は生きていくために、生きていくための器官へと優先的に栄養を回します。
当然、妊娠中もそうなりますよね。
母体を殺してまで、子供に栄養を回すなんてことはしないです。
とすれば、母体がそもそも、生きていくために必死になっている体だとしたら・・・
子どもに栄養なんてまわりゃしないんです。
だから、
それに耐えうる母体を、作る期間が妊活です。
そう思うと、この期間、めちゃくちゃ重要で、とても必要な期間だと思いませんか?
あなたの体は、現在、それに耐えうる体でしょうか?
自信もって、1人の人間を作り出す体であると言えますか?